ClipDex プライバシーポリシー
ClipDex(以下「本アプリ」)は、macOS 上でクリップボードの履歴と定型文を扱うアプリケーションです。本アプリは、クリップボードという性質上きわめて機微な情報に触れます。そのため本アプリは、取得したデータを一切外部に送信しないという設計を最初から採っています。
1. 外部送信について
本アプリに関連してネットワーク通信が発生するのは、Apple の App Store を通じた購入と購入の復元のときだけで、この通信は本アプリではなく Apple の仕組み(StoreKit)がシステム側で行います。本アプリの開発者はサーバーを一切保有していません。本アプリ自体は外向きのネットワーク接続を行う権限を持たない設定でビルドされており、OS のレベルで通信が許可されていません。
したがって、本アプリが取得するデータのうち、開発者や第三者に送信されるものはひとつもありません。解析ツール・広告・クラッシュレポートの外部送信も組み込んでいません。
2. 保存する場所
本アプリが保存するデータは、すべてお使いの Mac の内部、App Sandbox によって本アプリ専用に隔離された次の場所に置かれます。
~/Library/Containers/com.o2z0.ClipDex/Data/Library/Application Support/com.o2z0.ClipDex/
macOS の App Sandbox によって、本アプリ専用の領域として他のアプリから隔離されています。iCloud を含む同期機構も使用していません。
3. 保存する内容
| 内容 | いつ保存されるか | 既定 | 保持 | 消し方 |
|---|---|---|---|---|
| 利用統計(コピーの回数・文字数・時間帯と、コピー元のアプリ識別子。本文そのものは含みません) | コピーを検出したとき | 有効 | データ自体は無期限に蓄積されます。画面に表示するのは無料版が直近7日間、Pro版は既定で無制限(設定で7〜365日に変更可)です | 設定 →「すべてのデータ」→「すべて削除」 |
| クリップボード履歴(コピーしたテキストの本文と、その書式データ〔RTF / HTML〕) | コピーを検出したとき(この機能を有効にしている場合のみ) | 無効(オプトイン) | 件数の上限を超えると古いものから自動的に削除されます。無料版は30件固定、Pro版は50〜1000件(既定200件)。書式データは本文とひとまとまりで扱われ、本文が削除されると一緒に削除されます | 設定 →「クリップボード履歴」→「削除」、または「すべてのデータ」 |
| 画像クリップ(コピーした画像とそのサムネイル) | 画像のコピーを検出したとき(この機能を有効にしている場合のみ) | 無効(オプトイン) | 件数・合計容量・1枚あたりの容量の上限を超えると古いものから自動的に削除されます。無料版は15件・合計50MB・1枚10MBまで、Pro版は50〜500件(既定50件)・合計1GB・1枚100MBまで | クリップボード履歴と同じ場所からまとめて削除されます |
| 登録したもの(ご自身で保存したテキスト・画像・動画) | ご自身が新規作成したとき、Finder からドラッグしたとき、または履歴から登録したとき(履歴から登録した場合、その項目に書式データがあれば一緒に移ります。なお初回起動時に限り、使い方を説明する案内文を本アプリ自身が書き込みます。これはユーザー由来の内容ではありません) | 機能自体は常に使えますが、保存されるのはご自身が操作したときだけです | 自動削除はありません。上限まで保持されます(テキストは無料版10件・Pro版300件、画像・動画はこれとは別枠で無料版5件・Pro版300件、1件あたり画像100MB・動画500MB)。書式データは本文を編集した時点で破棄されます | 一覧から個別または複数選択で削除します。「すべてのデータ」の削除には含まれません |
| 購入状態(Pro を購入済みかどうか) | 起動時、購入時、復元時 | 未購入 | 真偽値のみ保持されます。判断のもとになる記録は Apple 側が保持しています | 「すべてのデータ」の削除でこの端末上のキャッシュは未購入状態に戻ります(次回起動、または「購入を復元」で Apple の記録から再判定されます) |
4. 既定で保存しないもの(オプトイン)
次の 2 つは初期状態ではすべて無効で、設定画面でご自身が明示的に有効にしたときにのみ保存が始まります。
- クリップボード履歴 — コピーしたテキストの本文と、その書式データ(RTF / HTML)
- 画像クリップ — コピーした画像
有効にしない限り、本アプリが保存するのは回数・文字数・時間帯といった数値と、コピー元のアプリ識別子だけで、内容そのものは保存されません。
書式データについて(バージョン 1.1 で追加): クリップボード履歴を有効にしている場合、コピーしたテキストの本文に加えて、コピー元アプリがクリップボードに載せた書式データ(RTF / HTML)も保存します。書式データは、コピー元アプリが生成したものをそのまま保存し、本アプリが解析・加工することはありません。
そのため書式データの中には、コピー元アプリが埋め込んだ情報が含まれることがあります。これらは本アプリが付け足すものではありません。
- コピーした範囲に含まれていたリンクの URL
- ローカルの一時ファイルのパス(macOS のユーザー名を含みます。開発者の実測では Word / Excel)
- コピーに使ったアプリの名前・バージョン
保存された書式データも、他のデータと同様に外部へ送信されることはありません(第 1 節)。書式データだけを保存しない設定はなく、クリップボード履歴のスイッチと一体で動作します。サイズの上限は履歴で 1 形式あたり 2MB、登録したものへ移すときは 1 形式あたり 512KB で、超えた場合はその形式の書式だけを保存せず、本文(プレーンテキスト)は通常どおり保存されます。
5. 記録しない仕組み
上記のオプトイン機能を有効にしている場合でも、本アプリは次の仕組みで機微な情報を記録から除きます。
- 組み込みの除外アプリ — パスワード管理アプリなど 8 件(1Password 7 / 1Password 8 以降 / Bitwarden / KeePassXC / LastPass for Safari / Dashlane / キーチェーンアクセス / システム設定)でコピーした内容は保存しません
- コピー元が付けたマーカーの尊重 — コピー元のアプリが「これは機密情報です」という業界標準のマーカーを付けている場合、本文を保存しません。ただしこの仕組みはコピー元のアプリが対応している場合にのみ働き、すべてのアプリの機密データを検知できるわけではありません
- ユーザーによる除外アプリの追加 — 設定画面から、起動中のアプリを選んで除外リストに追加できます(組み込みの 8 件に追加されます)
- 一時停止 — メニューバーから 15 分・30 分・1 時間の間、記録を一時的に止められます(無期限の一時停止はありません)
6. 権限について
本アプリは macOS の特別な権限(アクセシビリティ等)を一切要求しません。キー入力の監視も行いません。履歴や登録したものから選んだ項目の貼り付けは、「選んだ項目をコピーして直前のアプリを前面にする」動作で行い、⌘V はご自身で押します(画面上の表示がその都度ご案内します)。
7. データの削除
設定画面の「すべてのデータ」から、利用統計・クリップボード履歴(画像クリップを含む)をまとめて削除できます。登録したものはこの操作の対象外で、消したい場合は一覧から個別に削除してください。本アプリをアンインストールした場合は、上記の保存場所ごと削除されます。開発者の手元には何も残りません(そもそも送信されていないため)。
8. アプリ内課金
ClipDex Pro は買い切りのアプリ内課金です。決済は Apple の App Store が処理し、本アプリの開発者はクレジットカード番号などの決済情報を受け取りません。開発者が知りうるのは、Apple から返る「購入済みかどうか」の判定結果だけです。
本アプリはこの判定結果を、この Mac 上に真偽値として保存します(第 3 節の表「購入状態」)。購入・復元の通信は Apple の仕組み(StoreKit)がシステム側で行うもので、本アプリの開発者のサーバーは関与しません(第 1 節)。
9. お問い合わせ
本ポリシーに関するお問い合わせは support@o2z0.com までお願いします。
10. 改定
本ポリシーを変更する場合は、このページを更新し、最終更新日を改めます。